ハート岩、宮古島初の「恋人の聖地」本登録
【宮古島市上野】NPO法人地域活性化支援センターの「恋人の聖地プロジェクト」で4月1日、うえのドイツ文化村内の奇岩「ハート岩」が正式認定を受けた。全国137カ所目、宮古島としては初の本登録地となる。
認定を祝うセレモニーは4月4日に岬の先端で開かれ、市副市長の砂川朗氏や宮古島観光協会の吉井良介会長、第50代ミス宮古島(サンゴ)坂田祐梨さんらがテープカットで門出を祝った。指定管理者の南西楽園リゾート・田中正男常務は「ロマンチックな体験を通じて島の魅力を高めたい」と挨拶した。
干潮だけに現れる“天然ハート”
ハート岩は琉球石灰岩の海食洞がハート形に抜けた珍しい地形。潮位50センチ以下の干潮時にのみ全景が姿を現し、宮古ブルーの海面に映えるシルエットがSNSで話題を集めてきた。
愛の鐘と南京錠モニュメント
認定に合わせ、岬には高さ3.5メートルの真鍮製「愛の鐘」とステンレス製ハートモニュメントが新設された。訪れたカップルは南京錠を掛けて絆を誓い、鐘を鳴らして記念撮影ができる。南京錠は園内売店などで購入可能で、満杯後は記念品として再活用される予定だ。
観光活性化へ期待
宮古島観光協会は「島ならではの自然資源とストーリー性が評価された。記念日旅行やウェディングフォトの新定番に育てたい」とし、潮位情報の発信や夜間ライトアップを検討している。認定効果でシギラセブンマイルズリゾート全体への誘客も見込まれる。
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この記事はAIによる編集を行なっています。