宮古毎日新聞が報じたところによると、沖縄県が通訳ガイドを育成する研修事業「沖縄特例通訳案内士」の宮古地区報告会で英語・中国語あわせて11人が合格した。今後、宮古で通訳案内士として活躍するという。
通訳案内士の登録人数は、2016年時点で約2万人にのぼるが、その75%は東京都区部など大都市圏に偏在、7割近くが英語対応であるため、地方の観光地での登録に期待が高まっている。
今年度の平良港へのクルーズ船の寄港回数は過去最多の86回。観光客は計約12万3000人。最終的には13万人を見込んでいる。詳しくはこちらの記事をご確認ください。
※通訳案内士とは?
観光庁長官が実施する国家試験「通訳案内士試験」に合格して、通訳案内士として登録した者のみが従事でき(業務独占)、観光客に対して外国語通訳及び観光案内を行って報酬を得る職業。外国観光客相手のプロの観光ガイドのこと。
報酬を得て訪日外国人旅行に付き添い、日本語以外の言語を用い旅行案内をすることは、1949年(昭和24年)に施行した通訳案内士法により、国家資格を得た上で、都道府県に登録する事が義務付けられている。たとえ時給によるアルバイトであっても、無資格者が報酬を得て外国人の観光案内業務を行うことは出来ない。(Wikipedia)
関連リンク
- 通訳案内士試験概要 (JNTO・日本政府観光局)
- 通訳案内士(一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー)
- 沖縄県内の通訳案内士 “本業化”に立ちはだかる壁(沖縄タイムスプラス)