渡り鳥のルートに沿って原材料の調達を行う

英国を拠点とし、世界49の国と地域でビジネスを展開する化粧品ブランドLUSH(ラッシュ)は、公益財団法人日本自然保護協会(以下、日本自然保護協会)と連携し、絶滅危惧種に登録されるタカ科の渡り鳥サシバを守るべく、里山の再生を実現する田んぼのみから採取した米作りの副産物である藁で作られたギフトボックス「サシバボックス」を開発したと発表した。

ラッシュでは、化粧品製造に欠かすことのできない新鮮な野菜や果物といった原材料や様々な資材調達を行う際、より自然の力を高め、生物多様性のある真の意味での持続可能な購買活動を通じて、世界中に存在するあらゆる社会問題の解決に繋げている。その中でもユニークなラッシュの原材料調達の方法は、渡り鳥のルートに沿って、生物多様性豊かな自然環境が持続することはもちろん、再生につながることを目的とし、2018年8月からサシバの渡りルートを追いながら、サシバの繁殖地や中継地で里山再生のモデルケースとなるような生物多様性豊かな田んぼや水田を訪問し続けたという。北は繁殖地の北限とされている岩手から、日本有数のサシバの繁殖地として知られる栃木県市貝町、ラッシュの製造拠点からほど近い神奈川県の三浦半島など、日本各地で出会った人々から日本自然保護協会を通して米の藁を購入し、今回のバレンタインギフトボックスの資材として使用することが実現した。

この資材は、日本全国の85店舗およびオンラインストアにて1月18日(金)から発売される5種類のバレンタインギフトに採用される。また、これらのギフトアイテムは、日本以外の計6カ国(香港、韓国、タイ、シンガポール、フィリピン、マレーシア)でも同日より発売する予定。

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