株式会社Luup(東京都渋谷区)は、「エコの島コンテスト」の一環で、宮古島市と日本トランスオーシャン航空株式会社(沖縄県那覇市)と共同で、電動キックボードの試乗会を2020年2月2日に下地公民館前にて開催した。沖縄県において、宮古島での電動キックボードの実証実験は今回が初という。

Luupは、電動マイクロモビリティを包括的に扱うシェアリング事業「LUUP」を、日本社会に安全に実装することを目指しており、本実証実験で用いた電動キックボードは、走行時に排気ガスを排出しないため、利用時における環境負荷は自動車と比較して軽度であると考えられている。

本実証実験は、宮古島が抱える課題の解決と、住み続けられる島を目指す取り組みにおいて、電動キックボードが一つの実現手段として有意義であるという期待のもと、実現。

「宮古島市では、エコアイランド宮古島宣言2.0の中で、エネルギー自給率目標を掲げております。市民生活の利便性向上とエコを両立できるのであれば、有効な手段になるのではないかと思います」(宮古島市企画政策部エコアイランド推進課)

「排気ガスを排出しない電動キックボードはラストワンマイルの移動手段として宮古島市民、観光客双方にもメリットがありエコと輸送効率が両立できることと期待しております」(JTA宮古島支店)

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