私たちの生活の中には、食器、風鈴などたくさんのガラス製品が溢れています。とても身近なものですが、それを自分で作ったことがある人はそんなに多くないのでは?
ガラス成形技法のひとつに、”吹きガラス” というのがあります。
簡単に言うと「溶けたガラスのかたまりを、ぷくっとふくらませて形を作る」技法。
宮古島初の吹きガラス体験が出来る「ガラス工房 Ponte 宮古島」が3月にオープンしたので、早速行ってきました。経験のない初心者ですが大丈夫でしょうか??
場所はうえのドイツ文化村を少し内陸に入った高台にあります。説明の難しい場所ですが、地図を確認すればすぐに辿り着けます。
さとうきび畑が広がり、のんびりとした時間が流れている中、白い壁に青い扉が目印の工房が現れます。海の風が吹いてくるとても気持ちのいい場所。
体験の流れ
① 何を作るのか決めます。
一輪挿し、グラス、小鉢の中から形を選びます。
見本を見ながらスタッフの方がひとつひとつ説明をしてくれるので、選びやすいです。
② 模様や色を選ぶ
水玉であったり、細い線や太い線、マーブルなどの模様を選んだら、色とりどりのガラス見本から色決めをします。
デザインによって、ガラス粒の置き方や量も全く変わってきます。
青を多めにすれば宮古島の海のようなイメージだったり、暖色系の太線や水玉だとお花畑のような雰囲気になり、夢は膨らみます。
サイズも大きめだったり小さめだったり選べるので、各々、自由なデザインを楽しみながら盛り上がりました。
③ 注意事項説明
デザインが決まったら、スタッフの方による注意事項をしっかりと聞きます。
ガラスを生成するには、灼熱の溶鉱炉からガラスを出し入れするので危険もつきものです。気を引き締めて楽しみましょう。