10月1日にオープンした宮古島ICT交流センター(宮古島市下地)で「デザインシンキング」ワークショップ(10月6日)が開催されるということで参加してきました。

デザインシンキング(デザイン思考・Design Thinking)とは、デザイナーが持つ発想や、そのプロセスをモノづくりや経営にも反映させ、企業や顧客が持つ課題解決を図るという手法で、現在ではAppleやGoogleなどの世界的な企業も採用しているとして注目を集めている。

中でもIBM社は2012年ごろからいち早くこの手法を取り入れており、IBMが提供するサービスや経営戦略にデザインシンキングが深く関わっているという。今回のワークショップは、日本IBMから現役のデザインシンキングのデザイナーさんが講師を務めてくれた。

参加者はグループに別れて検討を重ねた

ワークショップでは宮古島ICT交流センターの利用者(ペルソナ)を想定して様々な思考を巡らせ、センターが今後どのようなサービスを提供すべきかを検討した。

参加者は高校生から農業関係者と言った具合に幅広く、様々な意見が交換された。ユーザーが共感できるサービスや製品を提供することは現代において非常に重要なことであり、参加者からは「宮古島でビジネスを行う上でも参考になった」という意見が聞かれた。

宮古島ICT交流センターは旧下地庁舎の3階

宮古島ICT交流センターでは、今後もこのような最先端でユニークな体験型の企画などを準備しているという。ICTという名前が先行しているかもしれないが、誰でも気軽に参加できるので市民の皆さんも、自分の興味のあるイベントに参加してみてはいかがだろうか。

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