写真は台湾澎湖県七美郷のハート形石干見(By Zeze0729 – Own work, CC BY-SA 3.0, Link)
西日本新聞が報じたところによると、潮の干満差を利用して浅瀬につくった石積みを使った漁法である「石干見(いしひび)」の専門家を集めて「世界石ひびサミット」がきょうから大分県宇佐市で始まるという。
石干見は、世界各地で古くから行われてきた漁法で、日本では九州や沖縄県に多く存在している。沖縄では魚垣(ながき、かつ、かち)とも呼ばれる。(Wikipedia)
宮古島には現在も使われている下地島(伊良部)の魚垣(かつ)があり、国内では長崎県諫早市のものと合わせると現役の石干見は二例しか存在していない。
Paipateroma – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
主催団体では、国連教育科学文化機関(U.N.E.S.C.O.・ユネスコ)の世界文化遺産初登録を目指している。台湾はユネスコに加盟できないことから、登録に向けて東アジアで連携することなどが確認される見通し。
詳しくはこちらの記事をご確認ください。
関連リンク
- 伝統漁法石干見の保存と活用(J-STAGE)
- 伊良部島観光 魚垣(癒しの島 宮古島)