夏といえばキャンプをしたくなる季節ですね。
キャンプ場でテントを張り寝袋で寝るというのも楽しいのですが、ここ数年宮古島でも見かけるようになったキャンピングカー、気になっていた方も多いかと思います。
キャンピングカーとは、寝泊まりできる設備が整っている車のこと。
キッチンやトイレ、エアコンなどが完備されている居住性の高いタイプから、寝る場所が確保されているくらいの簡易なタイプのものまで様々です。
購入するとなったらなかなか手の出せるものではありませんが、最近ではレンタルも可能なので、いつもとは違うキャンプを気軽に楽しむことができます。
今回我々は、宮古島で50台のキャンピングカーを保有する「オーシャンズドライブ」でレンタルし、1泊2日のキャンプ体験をしてきました。
皆さんにもこの特別感を味わって頂きたいので、押さえておくべきポイントなどお伝えしていきたいと思います。
早速キャンピングカーをレンタルしに行きます。今回借りるクレソンボヤージュがたくさん並んでいます。もうすでに楽しくなってきました。
朝10時から24時間お借りします。普通のレンタカーとは違うので色々な説明を受けます。やはり高さや横幅があるので、気をつける点も多くアドバイスもたくさん頂きました。
その後、実際にキャンピングカー特有の電気の充電のことや、収納庫のこと、そのほか注意点などのレクチャー。説明してくれたことが全て書かれている取扱マニュアルもあり、再度見直すこともできるので安心です。
ここからドキドキのキャンピングカーの旅が始まります！
今回のキャンピングカー「クレソンボヤージュ」は７人乗りの、５人就寝可能なタイプ。もう、動くホテルですねこれは。
普通車と違って車高が高く窓も大きいため車窓からの景色がいつもと全然違います！
視点が変わるだけでこんなにも見え方が変わるなんて、、、もうこれだけでも乗る価値ありです。
大きな車ですが、普通免許で運転ができます。意外と女性でも運転できますよ。
運転席からの景色も本当に素敵なので、是非、橋を渡って欲しいです。伊良部大橋でも来間大橋でも池間大橋でもどこでも感動すること間違いなしです。
お昼はどこかのお店で食べるのも良いですが、せっかく天気も良いのでテイクアウトをして来間島の綺麗な海のそばで頂くことに。こんなロケーションでランチタイムが楽しめるのも、キャンピングカーならでは！
タープも出せるので日陰の下で休む事もできます。
今回は「パイナテラス」と「ハサマーズマート」でホットドックやタコスをテイクアウト。こんな場所で食べると一層美味しい！
外が暑すぎたり、雨だった場合、クーラーの効いた車内のテーブルで快適に食事ができます。
ついつい車内から写真を撮ってしまうロケーション。せっかく移動できるキャンピングカーなので絶景スポットを選んでランチタイムを盛り上げることをお勧めします。
食後は近くのビーチでシュノーケリングタイム。
着替えも車内で出来るので安心ですね。
この日のビーチはベタ凪で、海面がトゥルトゥルしてます。
上から見てても海底まで綺麗に見えるんです。潜っているのにクリアに泳いでいる姿が見えます。
海遊びで疲れたら車内でお昼寝も出来るなんてキャンピングカーって素敵！
やはり夜ご飯は、せっかくキャンプをしているのでBBQをしようと思います。
駐車場が広くて停めやすいと教えていただいたドンキホーテで買い出しをしました。ここで必要なものを揃えます。
宮古島でもバーベキューを出来る場所は決められています。今回は荷川取漁港のバーベキュー設備のある東屋を予約しました。ちゃんと焼き場があり、網と炭があれば良いので便利です。
水道もあり、野菜も洗えます。
豚足を焼いてみたり、手羽やコンニャクを焼いてみたり、ちょっと変わったBBQをしてみました。
キャンピングカーには冷蔵庫もあるので、常に冷たいドリンクが飲めるのも嬉しいです。
氷を入れる冷凍庫もあります。
日が沈むまでゆっくりとした時間を過ごします。
※荷川取漁港のバーベキュー施設利用は宮古島漁業協同組合の２階で予約します。
1日思いっきり遊んだので、まずシャワーを浴びたいですよね。有料でシャワーや、お風呂に入ることもできますが、オーシャンズリゾート施設内のオーシャンキャンピングステーションには、24時間無料で使用できるシャワー室があるとのことで、そちらを利用しました。
ここでは車のバッテリーの充電もできるのでシャワーをしている間は充電タイム。そのままここで車中泊することもできます。
シャンプーなどのアメニティーはないので用意していきましょう。
東平安名崎まで移動して、ここで一泊します。
街灯や民家などはなく、真っ暗なので天の川まで綺麗に見える絶好の星空スポットでした。一気に疲れも癒される自然のパワー。
たくさんの観光の方や、フォトグラファーが集まってきます。
満点の星が降り注ぐ中、心地よい夜風に当たりながら語らうのも良い時間です。夜更けまで星空を堪能した直後にすぐ寝られるなんて、キャンピングカー最高！
どんな感じで寝るのか気になります。
運転席の上にベッドがあり、こちら２名が余裕で就寝可。横を向いても縦になっても足は伸ばせます。かなり広々です。
後部座席にも２名。こちらは座った状態でも天井に余裕があり広々です。
その他、テーブルをたたむと大人ひとり充分に寝られるベッドに変身します。
寝具（枕、タオルケット）はレンタル可能（有料）です。
たくさんの収納スペースがあり、長期滞在する際にはとても助かりそうです。その他、後部ベッドの下のスペースは収納庫なっています。かなり広く、人も入れます。外からでも中からでも出し入れ可能なのでとても便利です。
電源もあるので携帯の充電も安心です。
夜明け前、5時頃から東の空が綺麗なピンクに染まり出します。せっかく宮古島の東の端まで来ているのですから、この朝日を見逃すわけにはいきません。
徐々に明るくなっていき、日が出てからも空の色は変化し続けるので、ずっと見ていられます。
これも、どこでも移動できるキャンピングカーだからこそです。
朝早く起きてここまで来るのは大変ですが、キャンピングカーなら目が覚めて外に出ればこの景色、贅沢の極みです。
目も覚めたところで、朝ごはんの準備です。
今回は持参したフルーツと昨日ドン・キホーテで購入したパン、バーベキューの残りのウインナーと淹れたてのコーヒーで。
なんとちょっとしたシンクも備わっているので、食器なども軽く流せます。
楽しい時間はあっという間ですね。ここから返却まで最後のドライブを楽しみながら帰ります。
観光などで島外から来られる方に人気の主な理由は、宿泊費を節約できること、宿泊先を予約せずに自由気ままな旅ができることなどだそう。そして宮古島の自然環境を体感するには、キャンプがベストかもしれません。
今回宮古島在住の我々がキャンピングカーを体験してみて感じたのは、観光の方はもちろんのこと「島民こそ是非レンタルしてみて欲しい！」ということ。
旅行に行きたいけど、なかなか島外に出るのは大変なこと。そんな時、キャンピングカーをレンタルして宮古島を回るだけで、毎日見慣れたこの島が不思議といつもと違った景色に見え、普段なかなか行かないような場所に行きたくなり、日常が特別なものに変わります。
友達と、家族と、宮古島を今までとは違う目線で楽しんでみてはいかがでしょうか。これまで気付かなかったこの島の素晴らしさ、面白さを体感すること間違いなしです。
Ocean’s Drive（オーシャンズドライブ）空港営業所
沖縄県宮古島市平良松原1290-1
TEL 0980-77-2150
営業時間 9:00～19:30
HP｜https://oceans-drive.net/
Ocean’s Drive（オーシャンズドライブ）
沖縄県宮古島市城辺字保良940‐1
TEL 0980-77-2150
営業時間 9:00～19:30
HP｜https://oceans-drive.net/
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