マリンレジャー

#003 日本のグレートバリアリーフ「八重干瀬(やびじ)」へ行ってきた!

宮古島の北方に周囲約25km、大小100以上の干礁からなる日本最大級の卓状のサンゴ礁群「八重干瀬(やびじ)」があります。その美しさから”日本のグレートバリアリーフ”とも呼ばれ、国の天然記念物に指定されています。又、普段は海の中にあるのですが潮位の干満差の大きな日の干潮時に、まるで大陸のように広大なサンゴ礁が海面上に現れることから”幻の大陸”とも呼ばれています。

近年宮古島ブームで観光客数増加に伴い、宮古島を代表するダイビングやシュノーケリングスポットとして「八重干瀬(やびじ)」へのツアー船も増えています。そんな大人気の「ヤビジシュノーケリングツアー」を体験してきました。

今回は、八重干瀬のツアーガイドを15年以上も務めているキャプテンが案内してくれる「マーレクルーズ」のツアーに参加。こちらは大きなクルーザーで行けるので船酔いもしにくく、快適です。なにせカッコいいので乗っているだけで気分も上がります。

Splash 2

出港時スタッフから注意事項、機材の使い方や海に関することを詳しく説明があります。質問にも丁寧に答えてもらえるので安心です。
荷川取漁港から八重干瀬まで約40分。ドキドキの出港です。

2階の操縦席にて頼もしいキャプテンの後ろ姿。

防波堤を出て、いよいよ八重干瀬へ向かいます。

左側に伊良部島が見えますね〜。

反対側には西平安名崎の風量発電の風車が。この向こうに宮古島と池間島を結ぶ池間大橋が見えてきます。

池間大橋が近づいてくると、船首に立って写真を取るのもおすすめです。この辺りは水深が浅い砂地なので、海の色も変わって本当に絶景です。

「あ〜〜!綺麗すぎる〜!」
橋をくぐってこの海の色に感動していたところ、本日の1本目のポイントにつきました。ここはまだ八重干瀬ではないのですがお魚がたくさんいたり、サンゴが綺麗に残っているポイントです。

photo by Mare Cruise

美しい珊瑚の周りで、可愛いお魚もたくさん泳いでいます。サンゴってこんなに光ってるんですね〜。まるで竜宮城みたいです。

数人のスタッフがフロートを持って一緒に泳いでくれるので、怖かったり疲れてしまったりしてもこれに捕まって泳げるので安心です。
お魚の名前を教えてくれたり、泳ぎながら色々な説明もしてくれるので知識ゼロでも楽しい!!

スタッフの方がこんなに可愛いヒトデをみつけてくれました。触ると危険なもの、大丈夫なものも教えてくれるので、安心して手に乗せちゃいました。

ランチタイムは?

ツアーはだいたい朝10時出向、15時寄港。お昼は??持っていかなくていいのかな??と心配していたのですが、マーレクルーズではキャプテンの奥様の手作りのお昼ご飯が用意されています。

お昼はこちらでいただきます。八重干瀬のイフと言われる砂地の場所。
もうこの色なんなんですか??!!自然にこんな色って、、、まるで天国です。

本日は沖縄らしくタコライス。この海であったかく美味しい手作りご飯。贅沢すぎますね。

スープもあったかくて体に優しい。夏とはいえ、海に長時間浸かっていると体は冷えてくるもの。このランチは本当に有り難いです。食後にコーヒーなどもあり、至れり尽くせりです。

食後はみんなここで飛び込んだり、浮いて写真を撮ったり、天国のようなこの海を堪能しています。

2メートルぐらい潜っているのですが、こんなに透け透けです。透明度も高く穏やかだったので、いつまでも泳いでいたいくらいでした。

ヤビジのサンゴ礁

八重干瀬はとても広くて、その中でもその日にあったベストポイントへ案内してくれます。ここでは イシサンゴ、クシハダミドリイシ、リュウキュウキッカサンゴ、ハマサンゴ、コモンシコロサンゴ、ユビエダサンゴ、などが見られます。

photo by Mare Cruise
photo by Mare Cruise

驚くべきはこの透明度。船の上からでも海底のサンゴや泳いでいる魚などが見えるほど。水中とは思えないくらいの視界に感動します。

八重干瀬は島から遠く離れたところにありながらも、水深が浅いことでダイビングのように潜らなくても、シュノーケリングで目の前に色とりどりのサンゴを見ることができます。本当に圧倒的なサイズ感に感動です。特に干潮時を狙って行けば、より近くにサンゴやここまで来ないと見られないお魚にも出会えます。海面をシュノーケリングするだけで充分なので初心者や子供にもオススメです。

photo by Mare Cruise
photo by Mare Cruise
photo by Mare Cruise

八重干瀬はサンゴだけでなくそこに生息するカラフルな熱帯魚の多さにも驚かされます。

photo by Mare Cruise
photo by Mare Cruise
photo by Mare Cruise

皆さんも知っているカクレクマノミやチョウチョウウオなどの熱帯魚をはじめ、ウミガメやロウニンアジなど大物にも出会うことも。近年宮古島でもイルカが住み着いてるそうで、運が良ければ見られるかも!

港までの道のり

たくさんのポイントを回って大満足。帰路のクルージングを楽しんでいると、、、

おやつにサーターアンダギーが配られました。美味しいおやつをいただきながら、ヤビジの風を感じます。

宮古島で有名なビーチの一つ、砂山ビーチの近くをゆっく周り、ちょっとした観光気分。

この日は中国からのクルーズ船が停泊中。真横を通ると本当に大きい。

荷川取漁港に戻ってくる頃には曇っていましたが、ツアー中は晴れ間が多く海の中もキラキラしていて綺麗でした。ツアーの1日の流れはだいたいこんな感じです。

八重干瀬は珊瑚の島と言われる宮古島の中で最も、サンゴの種類も多くカラフルで美しいです。その珊瑚に生息する生き物も多く、浅瀬ということで驚くほど近くで見ることができます。
今回はシュノーケリングツアーに参加しましたが、ダイビングや釣りでも八重干瀬は人気のスポット。透明度も高く、海に入ることなく船の上からでも楽しめます。

宮古の海はどこも綺麗ですが、八重干瀬はまた違った特別な場所なので、一度訪れてみては如何でしょう。

マーレクルーズ
沖縄県宮古島市平良久貝872−4
TEL 0980-73-5000
HP|http://marecruise.com/

 

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