夏の宮古島。
夜の街は観光客で賑わい、お酒や料理を楽しんでいます。
そんな中、2024年7月20日「鮨 蒼風」と「てんぷら 天翔」が、シギラセブンマイルズリゾート内に２店舗同時に誕生！
ということで、早速「鮨 蒼風」へ行ってきました。
場所はホットクロスポイントエリア、シギラ黄金温泉の目の前です。
ドキドキしながら店内へ。
一歩足を踏み入れると、大きなカウンターの奥で職人が待ち受ける、高級感漂う空間が広がります。こちらの席では匠の技を目の前で楽しむことができますね。
その他テーブル席も多く、プライベートな時間を楽しみたい方や複数人で訪れる際にはおすすめです。広々とした個室もあるので、友人や家族とゆったりと食事を楽しむことができますよ。
メニューは２種類のコースのみ！
蒼 -SOU- ¥15,000
華 -HANA- ¥11,000
今回は蒼コースをいただきました。
【前 菜】 島の旬菜盛り 三種
・真蛸と秋茄子の浅漬け
・ばい貝旨煮
・海ぶどう
こちらの3種に土佐酢ジュレが添えられています。
様々な海の幸が楽しめる一皿。それぞれの食感の違いを堪能しながら味わいました。
ひとつひとつが、シンプルながらも素材の味を最大限に引き出す工夫が施されており、噛むほどに旨みが溢れてきます。
【お造り】 勘八 鮪 土佐醤油 あしらい一式
脂のしっかりと乗った勘八と、さっぱりとした鮪の赤身とのバランスがとても良く、食べる楽しさが倍増しちゃいます。
【一の鮨】 本マグロ中とろ 握り
まず、一口目から感じるのは、その絶妙な脂の乗り具合。赤身の旨味とトロの甘みが見事に調和し、口の中でとろけるような食感が広がります。赤身のしっかりとした風味とトロの甘みのバランスの良さが、最高の一皿。
【二の鮨】 三貫 剣先イカ ／ ミーバイ ／ 縞鯵
甘みが強くて美味しい剣先イカ、透明感のある美しい白身で、淡白ながら程よく脂が乗っているミーバイ、豊かな風味としっかりとした身の締まりが魅力な縞鯵。
すし酢は3年熟成の赤酢を使用。子供にも酸っぱすぎず、大人にも甘すぎずない絶妙なバランスの酢飯なので、口通り滑らかです。
【特選一皿】アワビ一貫 肝ソース
こちらは贅沢な握り一貫なのですが、、、
鮑の上に肝とバター醤油と鮑の出汁で作られたソースが乗っています。
添えられているメレンゲと卵黄ソースもごちゃ混ぜにしてリゾット感覚でいただくのもおすすめだそうです。
お寿司でありながら、リゾットのよう、新感覚の逸品！
【焼き物】 本日入荷の焼き魚 あしらい一式
本日は鰆の塩焼き。
淡白で上品な味わいが特徴ですね。
特に塩焼きにすると、その旨味が最大限に引き出されます。外はカリッと、中はふっくらとした食感がたまりません。
添えられているのは、トマトの土佐酢漬けとシャインマスカットと味噌チーズ。
どちらもメインの味を引き立てるだけでなく、料理全体のバランスを整える最高の共演者です。
【お凌ぎ】帆立貝柱のもずくそうめん
ホタテの旨みがギュッと詰まったお出汁を楽しむもずくソーメン。
夏の涼を感じる一品です。
海の香りが漂うもずくが、ホタテの旨味と相まって爽やかな後味に。
【進 肴】 雲丹といくら 小丼仕立て
雲丹といくらの贅沢な組み合わせが絶妙です。ウニの濃厚な旨味といくらのプチプチ感が、舌の上で踊るような美味しさを生み出します。
【特選一貫】 車海老握り 海老塩焼
エビの背中に乗っているのはフィンガーライムです。
このプチプチが口の中で弾けると、爽やかな柑橘の酸味が広がり、エビの甘味とマッチします。
車海老の握りは頭の部分も炭火で炙ってあるので、自家製の海老塩をつけて、お酒のおつまみとしても美味しくいただけます。
【蒸し物】特選卵の茶わん蒸し
何度も裏漉しをした茶碗蒸しは、とろとろぷるぷる！
アサリの身が入ったアサリのお出汁たっぷりの茶碗蒸しの上に、雲丹ソース、さらにはキャビアも乗っています。
雲丹ソースが茶碗蒸し全体を包み込むような贅沢さは、和卵のまろやかさと見事に調和し、深い味わいを引き出します。
【巻 物】 とろたく巻き
厳選された海苔を炭火で炙って巻いています。
香ばしさが口いっぱいに広がり、とろけるようなマグロの脂と、シャキシャキとしたたくあんの食感が絶妙に調和しています。
これが、シンプルでありながら計算し尽くされた味わいなんですね。
【三の鮨】 本マグロ ／ たいらぎ炙り ／ 穴子 ／ 玉子
海の恵みをゆっくりと感じられるしっとりとした舌触りの鮪、ふんわりと柔らかく、口の中でとろけるような穴子、歯ごたえがありながらも柔らかく、噛むほどに自然な旨味が溢れるたいらぎ。
【止 椀】 ジュンサイの赤だし
みなさん、ジュンサイをご存知ですか？
私、初めて知りました。
トロトロしてるんですよ！
「ジュンサイ」は、成分の90％以上が水分なんです。清らかな水にしか生息できないため、とても貴重な植物です。ツルンとしたのど越しと食感に特徴があり、高級食材として珍重されてきたそう。
不思議な食感を堪能できる赤だしの豊かな香りと味わいが、食事の最後を優雅に彩ります。
【水 物】 ちんすこうアイスクリーム 焼き芋（宮古島紅ほのか）
最後の締めには、沖縄の伝統菓子を贅沢に使った、ちんすこうアイスクリーム。サクサクとしたちんすこうの食感が、自然な甘さの焼き芋となめらかなアイスクリームと絶妙にマッチし、一口ごとに広がる豊かな味わいが心地よい余韻を残します。和と洋の絶妙なハーモニーが、食事の締めくくりにぴったりの贅沢なひとときを演出します。
沖縄の離島、宮古島の格調高い寿司店でのひとときは、まさに至福そのものでした。
大自然の恵みと職人技が調和した一貫一貫を味わう贅沢は、言葉に尽くしがたいものがあります。特別な夜は、ここ「蒼風」で過ごしてみてはいかがでしょうか。
鮨 蒼風
沖縄県宮古島市上野新里1405-221
TEL｜0980-74-7355
営業時間 ｜17：00〜22：00
定休日｜水曜日
HP｜https://shigira.com/restaurant/soufuu
※店舗情報は変更する事がございます。最新情報は店舗へ直接ご確認ください。
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