皆さんは蕎麦前という言葉をご存知ですか?
蕎麦前とは、そばを食べる前にお酒と一緒に楽しむおつまみのことです。江戸っ子たちは、そばが茹で上がるまでの間に、軽く一杯やりながらおつまみを楽しむという風習を持っていました。この文化は現代でも続いており、そば屋での楽しみ方の一つとして親しまれています。
そんな粋な大人のそばの楽しみ方をできるお店が、宮古島にもあるんです!
ということで、今回は蕎麦前体験してきました〜!
先日ご紹介させていただいた「鮨 蒼風」「てんぷら 天翔」の並びに、「蕎麦前 宮古」が今年の8月1日にオープン。
店内は昔ながらの日本の伝統を感じさせる落ち着いた雰囲気。
目の前にはずらりと並んだ日本酒と泡盛のボトルたちが出迎えてくれます。日本各地の名酒から、沖縄の伝統的な泡盛まで、そのバリエーションは実に豊かです。
蕎麦前のメニューにぴったりのお酒が揃っていますよ。
こちらのおすすめ五点は
・極太メンマ山椒煮
・ポテトサラダ 炙りベーコンのせ
・宮古島産 もずく酢
・そば味噌きゅうり添え
・鴨わさ
まず一口、口に運ぶと、メンマのシャキシャキとした食感が心地よく、山椒の爽やかな香りが鼻をくすぐります。噛むたびに、山椒のピリッとした辛さとメンマの旨味が絶妙に絡み合い、お酒が進みます。
クリーミーなポテトとカリカリのベーコンの相性が抜群です。炙りベーコンの香ばしさがポテトの味を引き立て、一口食べると止まらないおいしさ。この組み合わせは、普通のポテトサラダを一段上のごちそうに変えてくれます。
もずくのシャキシャキとした食感と、酢のさっぱりとした酸味が絶妙にマッチします。特に宮古島産は、その豊かな風味と新鮮さで一口食べると、まるで青い海に浮かんでいるかのような爽やかな気持ちになります。これは、健康にも良いし、おつまみや前菜としても最高です。
味噌の濃厚な旨味ときゅうりのさっぱり感が絶妙に調和し、その上に蕎麦の実の香ばしさとプチプチとした食感が加わります。これにより、一口食べるたびに異なる食感と風味が楽しめるんです。
鴨肉のしっとりとした食感と濃厚な旨味に、わさびのピリッとした辛さが絶妙に調和します。一口食べると、鴨の豊かな風味とわさびの刺激が同時に楽しめて、シンプルでありながらも深い満足感を与える料理です。
宮古牛の肉質は非常に柔らかく、脂の甘みが絶妙に絡み合います。口の中でとろけるような食感とともに、深い旨味が広がります。こちらにも蕎麦の実が乗っています。風味も豊かになり、全体の味わいが一層引き立ちます。まさに一味違うローストビーフの楽しみ方です。
蕎麦の付けつゆにアオサ。
ネギをたっぷりと入れて
アグー豚をしゃぶしゃぶ〜
ネギとアオサと一緒にいただきます。
まずネギの香ばしさとアオサの爽やかな海の風味が口の中で広がります。アグー豚の繊細な甘みと柔らかさに、ネギのシャキシャキ感が絶妙にマッチし、アオサがほんのりとした海の香りをプラス。一口ごとに異なる食感と風味が楽しめて、心も体も温まる美味しさです。
さあ、蕎麦前をしっかりと楽しんだところで、メインの蕎麦の登場です。
一口で日本の四季と素材の豊かさを感じられます。エビは、プリッとした食感と甘みがそばに完璧にマッチ。紅芋のほのかな甘さとホクホク感が口の中で広がり、玉ねぎのは甘みと軽いサクサク感を楽しませてくれます。ゴーヤのほのかな苦味がアクセントになり、なすの柔らかい食感が全体をまとめてくれます。大根おろしが全体をさっぱりと引き締め、そばの喉越しと天ぷらの豊かな風味が一体となって、まさに至福の味わいです。
初めての蕎麦前体験は、まるで日本の伝統と文化を直接感じ取るようなものでした。
メインの蕎麦の前に、日本酒や泡盛をゆっくりと楽しめるメニューを堪能でき、大満足の時間でした。
蕎麦前は、そば屋でのひとときをより豊かにしてくれる素晴らしい文化です。まだ試したことがない方も、ぜひ一度、そば屋での蕎麦前を楽しんでみてください。きっと新しい発見があるはずです!
蕎麦前 宮古
沖縄県宮古島市上野新里1405-221
TEL|0980-74-7351
営業時間 |17:00〜22:00
定休日|木曜日
HP|https://shigira.com/restaurant/soba-miyako
※店舗情報は変更する事がございます。最新情報は店舗へ直接ご確認ください。
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