宮古島ランチ部

vol.66 恵比寿の名店の味が宮古島に

東京・恵比寿にある、ビストロフレンチの「AU GAMIN DE TOKIO / オー・ギャマン・ド・トキオ」をご存知ですか?

テレビや雑誌などのメディアでも活躍する人気オーナーシェフ木下威征氏の、枠に囚われない独自のスタイルで、人々を魅了する空間と料理に定評のある名店です。

東京のフレンチの名店の料理なんて、宮古島に住んでいるとなかなかお目にかかれないものですよね。

皆さん!そんな雲の上のような料理がなんと!宮古でも頂くことができるんです。

2月22日に木下シェフの手がける、ラグジュアリーなヴィラ「Grand Bleu Gamin グランブルーギャマン」が宮古島にオープンしました。

ヴィラにはレストランも併設されており、宿泊客でなくとも利用することが可能です。こちらで木下シェフの料理を頂くことができるんです。ランチも営業していると聞きつけ、少し緊張しながら名店のランチを体験してきました。

砂山ビーチの少し奥にクウラ水辺公園があるのですが、その隣にヴィラはあります。
曲がるところには看板も設置してあるので、迷うことなく到着しました。

ヴィラ外観

青い空に映える真っ白な外壁にヴィラのロゴがおしゃれな外観。

優雅な観光客気分で中へ。

ヴィラ エントランスホール

木下シェフ著書のレシピ本も置いてある素敵なエントランスホールを抜けるとレストランの入り口が見えてきました。

レストラン入口

カウンター席では目の前で調理されるライブ感により、魅せながら料理をするシェフの姿を堪能できます。こんなにも創作過程を楽しめる空間は他にありません。

個室もあるのでお忍びでゆっくりと過ごすことも出来ます。

天気のいい日にはテラス席もおすすめです。
今回は心地よい気候だったのでテラスで頂きました。

気になるカリスマシェフのランチとは?

フレンチってとっても高級なイメージですが、ランチでもやはりお高いのでしょうか?ドレスコードとかあったりするのでしょうか?

こちらはビストロフレンチなので、ドレスコードなどを気にすることなく気軽に入れます。
お値段も、フレンチですのでカフェランチと比べると少しお高いですが、手の届く設定となっています。

オーナーシェフ木下威征氏

オーナーシェフ木下威征さんが席までご挨拶に。
料理の説明もしてくださり、想像するだけでもう美味しいのが伝わってきました。頂くのが楽しみです。

内装、食器、カトラリーなどの小物に至るまで洗練された雰囲気。

スペシャリテ とうもろこしのムースと生ウニ ¥900

こちらは「スペシャリテ とうもろこしのムースと生ウニ」。

スペシャリテとは何でしょう?
それはレストランの顔となる料理、特徴のあるもの、シェフの得意料理などを言います。

もう、見た目から美しいです。器も盛り付けも色合いも素晴らしい。

ムースがとてもなめらかで、とうもろこしの甘みが濃厚なウニによって引き立つ、最高の逸品。もうこれだけで満足してしまいます。

名物 島ナポリタン ¥1600
名物 島ナポリタン ¥1600

「名物 島ナポリタン」
島ナポリタン?
そう、島で採れた野菜と、ソーキを使用したナポリタン。
完熟トマトを屋上で天日干しをし、しっかりと煮込んで作られたトマトソースは本当に甘くて驚きます。天日干しの際、海が近いことで潮風の影響もあり、都会では出ない風味が生まれるそう。
ソーキといえば宮古島ではやはりソーキそばなどのイメージが強いですが、こちらではソーキのコンフィを島野菜のグリルと共にパスタとしていただけます。
同じ食材でも全く違った料理になるんですね。
宮古島の自然の恵みをたっぷり含んだ美味しいナポリタン。

牛すじマンゴーカレー ¥1200

続きまして、「牛すじマンゴーカレー」。
宮古島といえばマンゴーですね。マンゴーを使った料理を食べる機会も多いと思います。

こちらでは1日中煮込んでトロトロになった牛すじを、チャツネ、宮古島産のマンゴーピューレと共に更に煮込み、旨味が凝縮されたカレーが出来上がります。

一口食べてビックリです!
スジはどこに行ったのかと言うほどにトロトロ!甘みと旨味が口いっぱいに広がります。
しかしちゃんとスパイスも効いています。
宮古島産のピパーツ(島胡椒)などの琉球料理では定番のスパイスも取り入れているそう。

グランブルー特製デミグラスのハンバーグステーキ(パンorライス付き) ¥2600

「グランブルー特製デミグラスのハンバーグステーキ」
名前にもある通り、デミグラスソースが本当にすごいんです。
なんと10リットルあったものが1リットルになるまでじっくりじっくり、牛骨が溶けてなくなるほどに煮込まれた、旨味だけが残ったフォンドヴォー。それをデミグラスソースに使ったなんとも贅沢なソース。ハンバーグにナイフを入れた瞬間溢れ出す肉の旨味たっぷりの肉汁が、ソースとまた合うんです。

大粒のタスマニア産の野生の粒マスタードをつけて頂くと、プチプチとした食感もアクセントになります。

ハンバーグにはパンかライスが付きます。
このパンにデミグラスソースをつけて頂くと小麦の香りとソースの旨味がマッチして本当に感動しました。

ハーブティー ¥500

食後にハーブティーでスッキリと締めました。
カップもオリジナルデザインでとてもお洒落ですね。

メニュー

こんなにも手間暇かけて一食に魂の込められた料理をランチで気軽に頂くことが出来るなんて夢のような時間でした。
おもてなしの心が料理に表れていて、シェフの熱い想いも伝わってくる「Grand Bleu Gamin グランブルーギャマン」でのランチ、ちょっとお洒落して行ってみてはいかがでしょう。

Grand Bleu Gamin グランブルーギャマン
-Private Villas-

沖縄県宮古島市平良字荷川取1064-1
TEL|0980-74-2511
営業時間|ランチ   12時00分~14時00分(13時30分L.O)
ディナー  18時30分〜22時30分(22時00分L.O)
バー    18時00分〜24時00分(23時30分L.O)
定休日|なし
HP|https://www.grand-bleu-gamin.com/

 

 

 

 

 

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